2014年2月7日金曜日

風曜日奮闘記その16「夢は摩周湖のほとりから」

驚天動地 1  「 なんだ? こりゃ!!」

「風曜日いよいよオープン」

妻と二人で北海道庁に出向き、融資の決定を受けたのが1998年4月30日。

それからジャスト1年、1999年4月29日風曜日オープンの日を迎えたのです。

融資を受ける際の3条件をどうしてクリアーしたのか・・、ですって?。

それは、

条件1、法人格を持つ事⇒有限会社風曜日を設立

条件2、3年以上の宿泊業経験がある事⇒親類のホテル経営者を役員に迎えること

条件3、年度内に完成すること⇒建築確認申請を提出すること、

で、みごとクリアー。(いろんな人の知恵を借りました)
記念パーティ時に福祉のまちづくり賞をいただきました。


お世話になった方々を招いて創業記念パーティが終わるといよいよ営業スタートです。
普通慣らし運転みたいなことをやるのですが、お客様からの要望もあり、いきなりゴールデンウィークに突入、一息ついたと思ったら7・8・9月のピークを迎え、10・11月に小さな山をいくつか越えて、12月に入ってやっと自分を取り戻すことができました。

電話口で「毎度ありがとう御座います。○×会社の三木でございます」と、前に勤めていた会社を名乗ってしまったり、フロントに立っているうちに、急に物が動き出したりする錯覚に襲われたのもこのころです。

ホテル業のことは何も知らない私たちです。お客さんへの対応や取引業者、エージェントとの交渉などまだやるべき仕事が山ほどあるというのに、どうしましょう。

サラリーマン時代はタイムカードを押せば自分の自由な時間です。でもホテル業は夜遅くなっても問い合わせの電話がかかってくるのです。まさに24時間運転。

今までの環境がガラリと変わり、天地がひっくり返りました。

これじゃ身が持たない。だれか助けて・・・。

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